こんにちは。
あんしん保険センターの須佐 弘樹です。
9/21(水)~9/23(金)に熊本地震の被害状況を見に行ってまいりました。
保険という商品を扱う身として、現地に赴きました。 今回伺いましたのは熊本県の益城町(ましきまち)で、震度7が観測された地域です。
到着してはじめに、瓦屋根の崩壊や土砂崩れ、コンクリートの隆起が目立ちました。
その中で衝撃的でしたのは、2階建の1階が押し潰され、2階が1階に落ちている家や隣り合った家で、片方はおそらく耐震構造の新築で大きな損傷は見られませんでしたが、もう片方は瓦屋根の家で全損しており、その対比はあまりにも悲惨な光景でした。
また、道中で現地の方とお話を伺うことができ、さらにご自宅まで案内していただきました。
そのご自宅は壁や天井の一部は剥がれ落ち、柱もずれ、ガラスも割れておりました。
とても住める状態ではないとともに、また地震が襲ってくるかもしれないという恐怖から今なおご自宅には帰れないとのことでした。
必死に訴えるような目で語っていただいたお話から、言葉に詰まる場面が何度もありました。
翌日は、熊本支店の方と代理店の方とお話をしてきました。
そのお二人も被害を受けておりましたが、震災翌日からお客様の対応にあたったそうです。
お話の中で印象的だったのは、被災された方の多くは「生活用水」に困っていたとのことでした。
飲料水は充分にあったようですが、トイレや洗濯に使う水が無く、飲料水を生活用水にしていたようです。
日頃から浴槽に水を溜めておき、飲料水とは別に生活用水用の水を保管しておく必要性を感じました。
契約の有無で、震災前の生活に戻るスピードは大きく変わってきます。
今一度、ご自身が契約されている火災保険は地震保険も契約しているか、ご確認していただけますと幸いです。
地震や津波等の自然災害に抗うことはできませんが、被災後の対応は事前に備えることができます。
私達の周りでは大地震は起きないだろう、大丈夫だろうといった根拠はどこにもありません。
今回の熊本地震で強く感じました。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。